医療・介護関係者の方へ | 札幌あんしん在宅医療ネットワーク

病診連携、診診連携 を通し、地域医療に貢献して参ります

在宅医療は地域医療の重要な懸け橋です。入院中であっても、患者様のニーズに素早く対応し、退院前カンファレンスなどに積極的に参加し、入院から在宅へのスムーズな移行をサポートします。さらに、地域の医療機関との緊密な連携を通じて、在宅医療の質の向上を図り、患者様が安心してご自宅で過ごせる環境を整えることに努めています。

病状や状況を把握・判断した上での救急搬送対応の実施

今起きている病状や状況に対し、迅速に把握・判断し緊急往診を基本としたうえで緊急搬送を手配します。

主治医(連携医療機関)を柱とした多職種連携

訪問看護・訪問リハビリ・飲み込みサポート・訪問歯科・訪問栄養などがそれぞれの専門性を活かしながら、チームでサポート。
バイタルリンク〔帝人ファーマ㈱〕などの多職種連携情報共有システムの利用も可能ですので、ご相談ください。

食べるを支える

歯科医師、歯科衛生士、管理栄養士、そして飲み込みサポートの専門家が連携し、患者様が「いつまでも自分らしく食べれる生活」を支えます。この連携により、患者様の口腔健康を維持し、適切な栄養摂取を促進し、安全かつ快適な食事を提供することで、患者様の生活の質を向上させることを目指します。

各種『検査・健康診断・予防接種』を普段の暮らしの中で実施できます

検査や予防接種を実施する為には、入居者様、患者様が医療機関に来院して頂く必要があり、施設職員様やご家族様には大きな負担となります。私たちは訪問時に、検査や予防接種を実施致しますので、医療機関までの移動、待ち時間などのご負担を軽減することができます。

【各種ポーターブル機器】

●レントゲン撮影装置
撮影した画像は医師がその場で確認。容態急変時の診断にも活用。

●心電計
不整脈の有無、心筋の状態把握。

●超音波骨密度測定装置
骨の密度を測定。骨粗鬆症の早期発見や予防に活用。

●エコー検査
心臓・・・心臓の大きさ。動き。弁膜症、心不全の有無。
腹部・・・脂肪肝、胆石、腎結石、腹水、腫瘍の有無。
頸部・・・動脈の硬さ。狭窄の有無。甲状腺の検査。

看取りケアの支援

現代の医学では完治が難しい病気が存在します。” 限られた命 ” をどう過ごすのか。 その問いに、医師 患者様 ご家族様は一緒に悩み 少しずつ 向かうべき道を 見出していきます。 無理な延命治療などを行わず、患者様が自然に亡くなられるまでの過程を見守らせて頂く「看取り」を選択される方もいらっしゃいます。
残された時間に対し、「患者様 ご家族様の不安や悩みに寄り添い 一緒に 歩んでいく」「緩和ケアで身体を楽にする」「最期まで食べる支援をする」これらの事を大切にしながら、これからも訪問診療に取り組んで参ります。